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天、晴れる <オリジナル長編・空想時代シナリオ>
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 「世紀末救世主伝説 北斗の拳外伝 氷の女王」を書き上げた後に感じたこと。それはオリジナルの重要性でした。
 他人の作ったオリジナルの世界観、キャラクターを借りてきて、それを使って自分の考えたストーリーを作り出す……既に土台となる設定が出来上がった状態からスタートする訳ですからある意味、楽です。しかもストーリーはオリジナルですから創作の楽しさを実感できます。
 ですが、私が版権もののストーリーを書き上げた後に思ったのは、やはり他人の借り物を利用するのではなく、全て100%自分の考案した設定のオリジナルストーリーでないと創作する意味が薄れるのではないか? ということでした。
 他人の作ったストーリーを楽しみ、自分だったらこうするのになぁ……という発想は相変わらず浮かぶのですが、ストーリーを最後まで完結させるための時間とエネルギーを考えると、やはり100%自分のものと言い切れるオリジナルストーリーを今後追求して行きたいですね。

 ま、そんな訳で今回アップする「天、晴れる」ですが……以前から感じていたことですが、世の中のキャラクターには万能で美形が多すぎる、というのがあります。例えばアニメは美形キャラ、萌えキャラばかりですし、TVドラマにはジャニーズ系タレントがあふれています。観る人の共感を得るためにそうしているのでしょうが、そればかり追及していると「人間としての普遍性」を追求できなくなるのではないでしょうか?
 そんなもの追求してないよ……であれば仕方がないのですが、口当たりの良い型にはまったパターンや不自然な意外性ばかり羅列したところで観客の深い共感は得られないのではないかと思います。
 不細工でも泥臭くても、人間らしい人物像を描いていきたいですね、私は。
 
 



<あらすじ(ネタバレなし)>

 東洋らしき(?)時代がかった都市・阪東(バンドゥ)。その下町長屋に住む冴えない中年男・おー斎。彼には若い頃、遠い海外の海南(ハイナン)に出征した折に忘れがたい心の傷を負っていた。それから20年後の現在、阪東では謎の切り裂き魔による連続殺人事件が起きていた。その犯人を追って阪東に現れた剣術の達人・村上は、おー斎の出征時の上官であった……







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